台湾訪問  (2006年5月3日〜5月7日まで)

渡邊萬里、長谷川公子、井田由美

5月3日 台北へ 
許先生ご夫妻、王先生ご夫妻とミーティング
許先生 台北医学大学教授、中国や薬学会理事長
王先生 Yes チェーン薬局、台北薬剤師会顧問

5月4日
シティーガーデン (薬園)
保安宮(医療の神様)、孔子廟(学問の神様)見学
高雄へ

5月5日
高雄薬剤師会訪問  高雄市の背景、複数の薬局の管理などについて
11月FAPAポスター発表の打ち合わせ
孔子廟、中山大学訪問、英国領事館(古蹟)

5月6日
高雄市薬剤師会理事らとミーティング 保険制度の違いなど
台北へ

5月7日
帰名

台北、高雄とも日本の現在の経済状況を聞かれるとともに、薬剤師の収入も質問を受けた。収入も薬の値段(薬価)も日本のほうが高かった。台湾では同じ薬剤師という資格でも、大学卒業者と高専卒業者では就職先が異なる。大卒者は病院、高専卒者は薬局ということだった。さらに、薬局と薬房(薬店)が存在した。また、勤めだしてからも大学で勉強し博士まで取る人の多さに驚いた。(そういう人たちが迎えてくれたのかもしれないが。)
高速道路からは檳榔(びんろう)の畑?林?が見え、スーパー、夜店など日常の場で、漢方の材料(、杏仁、陳皮、桂枝など)が売られており、夜店のカキ氷にもが入るなど、医食同源を肌で感じることができ感動した。 保安宮・・・メインに保安大帝(医者の神様)が祀られており、その後ろには、神農大帝(薬剤師の神様)が祀られていた。保安大帝は、979年に生まれ、医学に精通し、すぐれた医術で多数の人々を救ったとされている。
孔子廟・・・学問の神様というだけあり、書道をしている人々の姿があった。また、学問を志す人は差別なく受け入れますという意味のことが書いてあった。
保安宮と孔子廟は隣同士であるが、保安宮はきらびやかで参拝の人で賑わっていたが(若い人が多く熱心に参拝をしていて驚いた)、孔子廟はシックな建物で静かな雰囲気であった(勉学にはぴったり)。
自然な形の健康志向に感心した。よく考えてみれば日本においても、冷奴のしょうが、お刺身の紫蘇は医食同源であろう。気負うことなく生活習慣が改善できればいいなと思った。

学会・活動報告

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