第40回日本薬剤師会学術大会(2007年10月7日〜10月8日まで)

薬剤師ルネサンス  〜豊かな人間力の創造〜

八木 雅生

●大会に参加して
6年制教育が導入され、また「医療提供施設」として薬局が位置付けられた現在、薬剤師をとりまく環境が大きく変化をしている。
そこで「薬剤師ルネサンンス」をテーマとし、薬剤師が患者の立場に立った薬物療法を大切にしていくことが重要であり、そのためには豊かな人間力が必要であり、日本各地の薬局での活動を学んでいった。
その中でも特に、印象に残った物がポスター発表の「小児へ特化したお薬手帳サポートシールの作成」であった。

●小児へ特化したお薬手帳サポートシールの作成を見て
近隣小児科からの処方せんを多く受け付けておられるワタナベ薬局・上宮永店では、小児科以外にも、耳鼻科、皮膚科等、同時に複数の医院に通院されている患者が多いが、これまで、小児科に特化したシールが少なかったので、独自に患者に特化したサポートシールを作成された。
患児の保護者からの質問を参考に作られたこのお薬手帳サポートシールを薬局の壁にウォールポケットを設置して、自由に取れるようにされたところ、患児の保護者がもらっていくようになり、場合によっては、一人一枚だけでなく数枚もらっていく患児の保護者もいたとの事であった。
最後にそのお薬手帳サポートシールをいくつか写真に撮ってきたので紹介する。

学会・活動報告

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