プレタールOD錠 講演会 「脳梗塞患者さんのQOLについて考える」
日時 : 2010年2月13日(土)
場所 : グランドプリンスホテル新高輪
国際館パミールにて
場所 : グランドプリンスホテル新高輪
国際館パミールにて
いの森調剤センター薬局 渡邊萬里
脳梗塞の病態とその治療について、またその嚥下障害・服薬状況についての講演会が、大塚製薬株式会社主催にてなされました。脳梗塞の予防においての薬物療法におけるシロスタゾールの抗血栓作用、抗血小板作用の機序について大学病院の著名な医師の方々が、貴重な学会報告の資料をもとに講演されました。
また、誤嚥性肺炎を予防するための、嚥下改善についての講演もなされ、そこで、シロスタゾールの嚥下改善作用についての発表もなされました。
聖隷クリストファー大学の小島先生による、嚥下訓練、Kポイントの刺激、錠剤のままでの服薬のさせ方についての講演もあり、異職種のかたの活躍ぶりも知ることができました。
OD錠は、錠剤粉砕の必要もなく、製剤学的にも問題を発生しないため、嚥下困難のある脳梗塞後遺症の患者さんにも使用しやすい剤形です。固形物を飲めない患者さんや経管栄養の患者さんにおける調剤は、粉砕するしかなかったのですが、これは機械的に他剤と粉砕することによる化学変化、粉砕溶解することによる薬物動態変化が気がかりでした。しかし、OD錠にて、その問題は解決されます。
プレタールOD錠はうす甘く、苦味や刺激がなく、粒も小さく口中で溶かしやすい薬品です。ただ、完全崩壊に45秒かかり、その間に唾液分泌による誤嚥(むせ)をおこさないかということが、少々、気になりました。
すばらしい講師の方々の講演を聴く機会を与えてくださった大塚製薬株式会社の方々に感謝いたします。
コンテンツ
学会・活動報告
- 香港視察
ホテルサービスの実地研修 - 第50回日本薬剤師会
学術大会に出席して - 第21回日本地域薬局
薬学会年会に出席して - 東海薬剤師学術大会
に参加して - 第20回 日本地域薬局
薬学会年会に参加して - 第45回
日本薬剤師会学術大会 - 内服薬の特徴について
- 愛知県女性団体連盟の
研修旅行に参加して - グループホームの
運営推進会議に参加しました - 第43回
日本薬剤師会学術大会 - プレタールOD錠 講演会
- 第42回薬剤師会
学術大会に参加して - 第22回FAPA(FAPA2008)
- 第2回
日本緩和医療薬学会 - 体験学習できてくれました
- 創立10周年記念旅行
- FIP2008参加報告
- APS(全国調剤薬局研究会)
2007年度全国大会 - 第40回
日本薬剤師会学術大会 - FAPA2006 YOKOHAMA
- APS(全国調剤薬局研究会)
2006年度全国大会 - 第39回
日本薬剤師会学術大会報告 - 2006 FIP in Salvador
- 台湾訪問
- 実習勉強会
- 第38回
日本薬剤師学術大会報告 - 韓国研修旅行
- 第20回
FAPA2004に参加して - FIP2004 in New Orleans
- PSWC2004
第2回世界薬学会議報告 - 第36回
日本薬剤師学術大会報告