第22回日本地域薬局薬学会に出席して

長谷川 公子

6月30日、7月1日に第22回日本地域薬局薬学会に参加しました。

昨年も同時期に21回年会に参加しましたが、本会は地域薬局で活躍する薬剤師が日常生活の中で取り組む幅広い課題を対象に学術発表することで互いの資質の向上をめざし地域密着型医療を創造し発展させる21世紀の薬剤師像を構築することを目的としており演題も身近なものが多く具体的だと感じました。

本年度は「薬剤師職能、更なる高みへ」をメインテーマとし薬剤師の職能のうち「スポーツファーマシスト」と「在宅医療」にスポットをあて開催されました。 ロシアワールドカップで日本中が盛り上がるなか、スポーツファーマシストは大変タイムリーな話題でした。


また2日目の在宅医療は少し前から取り上げられているテーマではありましたが、今回は在宅医療に深くかかわっていらっしゃる医師より在宅での見取りについてのお話を聞くことができ在宅に向かう新たにすることができました。 特に「援助を言葉にすること」「苦しむ人の援助と5つの課題」というお話は数々の体験に根差したものだけに重みがあり考えさせられるものでした。

会場となった昭和薬科大学は東京の郊外町田市にあり、自然豊かな落ち着いた雰囲気のするところでした。大学の周りには薬草木が数多く植えられており学会前に楽しく散策させていただきました。

学会・活動報告

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